旅券法改正により、増補申請は令和5年3月27日から廃止となりました。今後、査証欄が不足した場合には、あらためて新規申請(有効期限はリセット)をするか残存有効期間同一旅券申請(有効期限はそのまま)を選択することになります。
令和4年4月20日に「旅券法の一部を改正する法律」が国会で成立し、同27日に公布され、改正旅券法令が令和5年3月27日に施行されました。 これに伴い、婚姻による姓の変更があった際に行う記載事項変更申請と査証欄を追加する増 …
あなたは令和5年3月27日からパスポートの手続きが一部変更されたのをご存じでしたか? これは、令和4年4月20日に「旅券法の一部を改正する法律」が国会で成立し、同27日に公布され、改正旅券法令が令和5年3月27日に施行さ …
仕事で海外に頻繁に行く人や海外旅行が好きな方のパスポートには多くのビザや税関のスタンプがされていて、パスポートの査証欄(白紙のページ)がどんどん埋まっていってしまうと思います。
ではこの査証欄が完全に埋まってしまったらパスポートは使えなくなってしまうのでしょうか?
このページでは、パスポートの増補申請についてご紹介していきます。
増補申請とは?
増補申請とは、パスポートの査証欄を40ページ増やすという手続きで、パスポート一冊につき1度しかできません。
なお、増補申請は新規申請・切替申請・記載事項変更申請と同時に行うこともできますので、あらかじめ査証欄を多く使うことが分かっている方は、増補申請を同時申請しておくと後の手間が省けるでしょう。
このページでは、パスポートの新規申請についてご紹介していきます。 新規申請の対象となる方 新規申請というと、はじめてパスポートを取得する方だけが対象となるのではないかと考えてしまいがちですが、実はそれだけではありません。
このページではパスポートの切替申請、いわゆる更新についてご紹介していきます。 切替申請(更新)の対象となる方 切替申請とは、いわゆる更新手続きということになりますが、これまでにパスポートを取得した方すべてが対象となるわけ …
このページではパスポートの記載事項変更申請についてご紹介していきます。 記載事項変更申請の対象となる方 戸籍の氏名・本籍地の都道府県名などがパスポートの記載事項と変わった方 よって、すでにパスポートを持っている方が対象と …
査証欄とは?
査証欄とは、査証(ビザ)または出入国、通関、在留許可等に伴い旅券発給国および外国の官憲が証印や関係事項を記入するために用いられるスペースのことです。
要するに、入管窓口でスタンプを押されるページのことです。
増補申請の対処となる方
- パスポートの査証欄を増やしたい方
具体的には、海外出張が多いビジネスマンの方や海外旅行に頻繁に行く方などが対象となる可能性が高いでしょう。
まずは次の条文をご覧ください。 旅券法3条1項(抜粋) 一般旅券(パスポート)の発給を受けようとする者は、国内においては都道府県に出頭の上都道府県知事を経由して外務大臣に、国外においては最寄りの領事館に出頭の上領事官に提 …
増補申請の必要書類
増補申請に必要となる書類は次の通りです。
- 一般旅券査証欄増補申請書
- 有効中のパスポート
- 代理人の本人確認書類(代理申請の場合)
現在持っているパスポートに直接査証欄を追加する手続きとなりますので、身分を確認する書類などは不要です。
増補によって査証(ビザ)が無効になってしまうことがある!?
増補申請によって追加されるページは、査証欄最終ページと所持人記入欄の間に追加され、1.5cm程のりしろを取り、境目に刻印がされます。
お持ちの査証にそれらがかかると、査証が無効になってしまう場合があるとのことで、愛知県では最終ページに有効中の査証がある方は、あらかじめその国の大使館などに確認するよう注意喚起をしています。
申請窓口
パスポートの申請窓口は、基本的に県の窓口で行うことになるのですが、一部の市町村では県から事務の委任がされており、市町村役場に窓口が開設されているところもあります。
市町村に申請窓口がある場合、その市町村に住民登録している方は基本的に県の窓口は利用できませんのでご注意ください。
パスポートの申請・受取窓口は、県の窓口と市町村の窓口が設けられています。 東三河広域連合を除き、もしお住いの市町村に窓口が設けられている場合には市町村の窓口を利用しなくてはならず、原則的に県の窓口を利用することは出来ませ …
手数料
パスポートの交付および各種手続きには手数料が必要となります。
これらの手数料は収入印紙と愛知県証紙によって支払うことになっています。
お手続き | 収入印紙 | 愛知県証紙 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
新規・更新 | 10年 | 14,000円 | 2,000円 | 16,000円 |
5年(12歳以上) | 9,000円 | 2,000円 | 11,000円 | |
5年(12歳未満) | 4,000円 | 2,000円 | 6,000円 | |
記載事項変更 | 4,000円 | 2,000円 | 6,000円 | |
増 補 | 2,000円 | 500円 | 2,500円 |
収入印紙および証紙は受取りの際に必要となります。
申請日が12歳の誕生日の前日の場合は、12歳とみなされますのでご注意ください。
パスポート申請をする際、収入印紙と都道府県証紙でもって手数料を納めなければなりません。 このうち印紙代ですが、12歳未満だと4,000円であるのに対し、12歳以上になると9,000円となって通常の手数料になります。
申請から発給までの日数
申請から発給までにかかる日数は次の通りです。
申請窓口によって交付までの日数が異なりますのでご注意ください。
お手続き | 申請窓口 | |
---|---|---|
愛知県旅券センター 東三河広域連合(豊橋窓口) |
その他の県の窓口 市町村の窓口 |
|
新規・切替 記載事項変更 |
6日目以降 | 8日目以降 |
増補 | 2日目の午後1時以降 | 5日目以降 |
おそらく多くの方が、パスポートの申請をしたらどれくらいの期間で発給されるのかとても気になると思います。
パスポート申請代行サービス
ぜひご利用ください!
<対象となる市町村>
弥富市・あま市・大治町・蟹江町・飛島村
豊明市・日進市・豊山町・東郷町・長久手町・みよし市
大口町・扶桑町
愛西市・一宮市・春日井市・小牧市・津島市の方は各市役所でのお受取りとなります。
その他の市町村の方は、愛知県旅券センターでのお受取りとなります。
<基本料金について>
別途、法定費用が必要となります。